どーもMonoSpeak すけです。
写真メイン機としてα7IIIを使っている俺だがYouTubeやVlogも視野に入れてSONYのフルサイズセカンド機という立ち位置でα7Cを買ってみた。
フルサイズの概念を超えてくるコンパクトさ
届いた時の印象がこれ。
まず箱が小さい。
昔買ったオリンパスのOMD-EM10と同じサイズ感の箱。α7IIIの箱より全然小さい。
実際手に取ってみるとそのコンパクトさが身に沁みた。
これは間違いなく自撮りもしやすいVlog機。
重さはα7IIIが565g、α7Cは424g。
α7IIIもフルサイズ機として考えた時にかなり軽量ではあるがさらに140gも軽いα7Cはすごい。
ちなみに140gは大雑把にいうと青果コーナーにあるミニトマトの小パックくらいの重さ。
勝手な印象だがグリップ部分を小さくする、センターファインダーを取っ払ったことによってミニトマト分の重量を浮かせたんだと思う。
何がVlog向き?
さんざん有名YouTuber達と意見が被ってしまいそうだが許してくれ
シリーズ初のバリアアングル
ダントツで言えるのはαシリーズ初のバリアアングルモニター搭載であろう。
これは本当に革新的。
というかやっと搭載してくれたんだねありがとうSONY!!!というお気持ち。
やはり自撮りするのにはバリアアングル必須だよね。
α7IIIではホットシューのあたりに鏡を設置してチルトさせたモニターを見えるようにした物があるがサイズ感的にチルトモニターの映像をフルで映せてないし、なにより鏡越しで見るモニターはめちゃくちゃ見づらい。
やはりモニターを直で見たいという要望はじゃんじゃかあったであろう。
そんなみんなのチクチク意見のおかげでSONYはバリアアングルを搭載してくれたんだと思う。
軽量モデル
先程も話したが軽量であるゆえの持ちやすさ、疲労軽減がある。
ジンバルに載せて撮影するにしてもカメラ本体が軽量であると体力の消耗に差がでてくる。
仮にカメラを自撮り側に持って撮影する人は両手で持つわけではなく片手持ちしているのがほとんどなので100g単位で軽量化を実現してくれたのは女性ユーザーにもありがたい話だと思う。
SONYのAF性能は段違い!
AFの食いつきも他社ミラーレスと大きく差をつけてきている。
元々SONYといえばAF速度と追従機能が群を抜いているがもちろんα7Cも該当する。
Vlogなんてする時はモニター食いつきで撮影できるわけではなくある程度腕を伸ばしたまましたりするわけだからどこにピントが合ってるかいちいちカメラに近づいて確認できるわけもなく、昔使用していたLUMIXシリーズでは後で見返したら全然フォーカスを外しまくってるシーンが合ったりで撮り直したこともあった。
無制限録画
そしてこれはVlog機だけではなく、動画機としてのありがたい部分。
一般的なハンディカムは録画ボタンを押してしまえば電池が切れるか、SDの容量がいっぱいになるまで録画ができるがミラーレスや一眼、デジカメ類も基本は29分59秒までしか録画できない。
これ結構みんな気になってる理由だと思うがこれは関税の関係。
30分以上録画できる機体はビデオ機という分類になって関税が高くなるらしい。
29分59秒までであれば写真機として登録されるので関税とかその辺諸々が安いらしい。
だから一般的なカメラ類は29分59秒までしか撮影ができない。
つまりSONYは30分以上撮影できる無制限録画の称号をα7Cに与えたということは世界的にもエントリーしやすいフルサイズ動画機として世に出してきたということ。
ちなみに余談だが他ミラーレスでは動画に強いPanasonicの LUMIXシリーズはこの無制限録画機を多数出している。
インターフェース配置が天才
拡張機能って本体の左右に配置されがちだが全て左側に集約.
3つに区分けされてて上がマイク端子。
中央はSDシングルカードスロット。
下にヘッドホン端子、USB-C、HDMIマイクロ端子。
持ち手を変えてあちこち開閉しなくていいのいいよね。
特にVlogで推したいのは上段のマイク端子。
バリアアングルモニターを自撮り側に向けた際にモニターに被らないようになってる。
モニターを回転しやすいように外開きだし、これは3つの蓋の機能でもあるがヒンジがついていて蓋を開けたところでロックされるのでぷらぷらしない。
撮影中この蓋の音がカチャカチャうるさいんだよね。こういう動画機としての配慮がさすがSONYだね。
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