どうもMonoSpeak すけです。
Mマウントレンズって謎の憧れあるよね。ね?
マニュアルフォーカスしかない
最短撮影距離はほとんど50〜70cmで寄りの撮影できない
なのに高価
フォクトレンダーのMマウントならさらに高価
ライカ純正ならもっと高価
なのにマニュアルフォーカスしかない
どうですか、魅力しかないでしょニコ
これも全て”ライカMマウント”というパワーワードで違和感なく成立してるから興味ない人からしたら意味がわからない世界線だよね。
このライカMマウントレンズを他社のカメラに装着する際必要になるのがマウント変換アダプター。
マウント変換アダプターはSONYやCANONなど国内カメラメーカーから出ている純正品から、
サードパーティ製の焦点工房やKIPON、K&Fconceptなどさまざまなメーカーで取り扱いがある。
そんな中でもMマウント系のアダプターでとびきり目立つのが今回紹介する焦点工房のLM-SE M II 。
レンズ根本についているのが焦点工房の変換アダプタ。
アダプターが沈胴式にもできて前後にレンズを繰り出すことができるのでさらに近い距離までフォーカスを合わせることができるよっていう優れもの。
ちょっとピンと来ない人は虫眼鏡などで拡大して見る時、手を前後に動かしてピントを合わせると思うんだけど仮にこれ以上腕を動かしても近いところにピントが合わない!
っていう場合に体ごと移動させて強制的にピントが合うようにしてくれる感じ。
ん?説明わかりづらい?
ざっくり言うとレンズ内のガラス同士を寄せたり離したりしてピント調整してるんだけど、ピント合わせの限界が来たらレンズごと動かしちゃおうって感じの構造なわけ。
じゃあ人間側が動けば良くない?という話も出てくるが最短撮影距離が変わるというとこがこのアダプターの最大の売りなわけである。
超簡単に言うと50~70センチくらいまでしか寄れなかったレンズが30センチくらいまで寄れて撮影できるようになるのが今回紹介している焦点工房のアダプター。
繰り出し量が違う2種類のアダプター
レンズを前後に繰り出す機構の事をヘリコイドと言うのだが、このヘリコイド機構がSONYマウントの場合は5mmと6mmの計2種類のアダプタを焦点工房が出している。
5mmの商品名がLM-SE M(L)
6mmの方がLM-SE M II
5mmの方はamazonで14000円〜20000円前後
みんなの防湿庫「マップカメラ」では新品13500円で販売してる(amazonどうした)
6mmの方はプロ版という扱いでロック機構など搭載してamazonとマップカメラで新品26000円となっている。
たった1mmの差で倍近く値段がするわけだが、裏を返せば倍近くするだけの価値がこの1mmにあるわけなんだ(らしい)
二つ持ってるわけではないから厳密に自分で検証したわけではないが調べてみると3〜5センチくらい最短撮影距離が変わるらしい。
俺としては5mmの方でも全然良かったが6mmプロ版という呼称にQOL爆上がりがする気がしたからこっちを購入。
ちなみにだが他にもヘリコイド付きのアダプタはVoigtlanderからVM-E Close Focus Adapterというものが出ているがこちらは4mm繰り出し量で価格は30000円を超えてくる。
もちろん天下のフォクトレンダーだからビルドクオリティ警察も納得の最高品質ではあるだろうが、4mmしか繰り出さないということで候補から外れている(嘘です金額が高かったからです)
ちなみに愛用しているα7IIIとVoigtlander NOKTON classic 40mm f1.4 scとの組み合わせでは6mm繰り出した状態での最短撮影距離はコンベックスをニョキニョキ伸ばした感じでは25センチまで寄れているので物撮りもほら
めっちゃ寄れてるでしょ
ちなみにこれがヘリコイドを使わずそのままの最短撮影で撮った写真。
おおよそ最短撮影距離70cmの焦点距離40mmレンズの画角はこんなもんかな。
いかにこのヘリコイド機能の恩恵がすごいかわかるでしょ。
物撮りを多く撮影する人は必須アイテムかなって思う。
逆に風景や建物など近接ではない、物を大きく見せる必要がないという場合はただ高いだけのマウントアダプターになってしまうのでヘリコイドが付いてない普通のマウントアダプタにしましょ。
ソニー系とならK&Fconceptのマウントアダプタがオレンジ色の差し色をもちいた新デザインにしていて相性ばっちしかなって思います。
ちょっと変わったデザインのアダプタがいいという人はttartisanなどがおすすめ。
注意点としてはライカM型レンズは結構特殊なマウント形状になってるからアダプタにとても装着しにくくて諦める人がちらほら。決してハマらないわけではないので少し力を入れて頑張ってみましょう
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