どーもMonoSpeak すけです。
コンパクトで価格帯も抑えてあって動画も写真も撮れるエントリーフルサイズ機α7C。
バリアアングルだし使い勝手が良いカメラとして評価されてる。
そんなα7Cだが当初から言われてるのがファインダーの小ささ。
α7シリーズは新型が出るたびにファインダーの見やすさ、解像度が上がって写真を撮る楽しみを増幅させてくれていたがここにきてかなりの改悪。
ルックス的にそっくりなα6400の方が全然見やすい。
なぜ見にくい?
ただただファインダーが小さいから。
ニョキっとボディから延長で出てるファインダーは一件スマートに見えるがめちゃくちゃ小さくて見づらい。
それもそのはずファインダーは1.0センチ(0.39型)、倍率が0.59倍しかない。
兄弟機のα7IIIは1.3センチの0.78倍率。数値としては誤差のように感じるがたかだか1センチの世界線で3mmの小サイズ化は誤差で収まらない範囲。
覗く入り口が狭くても中の液晶部がデカければ……と期待を込めてファインダーを覗くとがっかり。
センターファインダーを撤廃したのは仕方ないとしてせめてファインダー内の構造は同じものを採用してほしかった。
とりあえず出した感の後付けファインダーの真価とは
まぁみんなからファインダー見にくいと悪口を言われまくったのだろう。後付け感満載のファインダーがでてきた。
既存のアイピースカップからさらに大型化するアクセサリーはいろんなカメラで展開されてるがα7Cではもともとアイピースカップが装着されてないのでホットシューを犠牲にして装着するしかない。
さすがの純正品なのであきらかな後付け感は置いといて装着感、フィット感はしっかりしている。
ちゃんと計算され尽くした設計だなと感心する。
ただ僕は気付く。
見やすいどころか見にくくなってる。
ファインダーを覗く際、日差しになるようにアイピースカップが覆ってくれるとファインダーのみの光が目に入るのでとても見やすくなるのが通例だが、このアイピースカップはα7Cのファインダーと相性は最悪。
何よりデカすぎる問題。
α7IIIとサイズ感だけは同じにしてきたのでやるじゃんと思ったがラバーの部分が明らかに出っ張りすぎている。
α7IIIのラバー部分のみ比較したらどれだけ出ているかお分かりだろう。
そしてその大きさのせいで小さいファインダーを覗く為にほぼほぼゼロ距離と言っていい近さで見ていたファインダーが少し遠ざかってとても見辛くなっているのだ。
たかだか2〜3mm離れただけだがこの差は大きい。
大型のアイピースカップの恩恵としては余計な物を見えなくしてくれる事にとても貢献してるかもしれないがファインダー内の液晶が大型化されたわけではない。
不思議なことに買って装着するまでこのことに気が付かなかったのは自分でも笑える。
強い日差しの天候下での撮影などではもしかしたら役立つかもしれないが普段使いで使用するかと聞かれたら絶対首を横に振ると思う。
コンパクトというコンセプトをまとったカメラにはデカすぎた。
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