どーもMonoSpeak すけです。
みなさんはストロボ派?定常光派?
僕はポートレートや外撮影の時はストロボを愛用してたけど断然定常光の方が使いやすくて好き。
定常光の何がいいってライトをセットしてファインダーを覗けばそのまんまの完成系で作品が撮れるから。
ライトの当たり具合を調整しながら撮影だってできる。ストロボは大抵の場合勘で設定値をいじって試写してAのストロボのパワー上げてBのストロボのパワーを一段下げてと…試写。
みたいな流れをやるのが個人的にはとても億劫というかめんどくさい。
なので極力ビデオライトと言われる定常光を室内では多用している。
ミニチュア撮影用のちっさいライト
そんな定常光を愛してやまない僕が今回入手したのはulanziからでているCUTE LITEというLEDライト。小さいものから大きい物までいろいろと買ってきたが過去一小さい。
ケースのサイズもちょうどよく、同包されているアクセサリーはかなり豊富でガジェット好きのハートを鷲掴みしてくる。
絶対使わんだろってやつでもいっぱい入ってるのがとにかく嬉しいのがガジェット通の性癖だよね。
「これ何に使うねん!」ってツッコミ入れてる時間が至福。
あんまりスペック表とか書くの苦手だから超要約すると
・防水性能IP68水深10m
・専用の充電器にて充電
・約40mm角サイズ
・内臓バッテリー800mAh
・背面マグネット
・下部1/4ネジ
って感じの製品です。はい。
アクセサリーはさっきも言った通り豊富。
・デュフューザー
・ハニカムグリッド
・バーンドア
・カラーフィルター
・円形コンデンサー
他に販売されてるビデオライトの中では群を抜いて多いよね。
絶対使わないやつあるけどulanzi様ありがとう。ゴマスリスリスリ
使ってみた
“ミニチュア撮影用”と前述してしまっているが念のため言うとミニチュア用とは一言も謳ってないのを先に謝罪しておきます。でも誰がどう見てもミニチュアやデスク、ミニスタジオ用機材だね。
とりあえずアクセサリー類を駆使して撮影してみた。
モデルは沖縄旅行で買ったシーサー2匹。
中学生くらいまではガンプラやってたからそういうのを被写体にするべきだと思うけどもう数世紀前の話。
セッティングはよくある卓上ミニ三脚。
背面磁石があるから長めのアームを天井にして磁石でくっつけて真上から照らそうとも思ったけど安定的に付かないし、なにより磁力があまり無かったので却下。
左右斜め前から2灯で照らす配置にしてみた。
ちなみにアクセサリー類は全てマグネットで装着できるので運用はかなりしやすくてグッド。このサイズなら重さもないしGoProにつけてぶん回さなければ全然固定されてると思う。
それではまずはデュフューザー
まぁ普通に綺麗だよね。
真っ暗な部屋での左右均等配置なので凹凸に影ができず全体的にシャープめに写っている。
強いて言うならデュフューザーでは光のキレは柔らかくしてくれるけど全体を照らすものだから背面ががっつり映ってしまうよね。
物だけをクローズアップしたい場合はあまり向かないかな。
次は円形コンデンサー
あ!なんかアイドルのステージで見たことあるような光の当たり方してる!って感じだよね。
よく言うスポットライト的な物。
暗部との差が明快にでちゃうので少し光量を弱めてあげるとさらに自然な形でスポットできるのかなといった感じ。
次はハニカムグリッド。
蜂の巣みたいになってるやつね。デュフューザーみたいに光が全方向に拡散されないで一方向を照らす物。
今回のシーサーちゃんにはあまり意味がなかったが料理などのシーンで活用できそうなアイテム。
バーンドア
スタジオなどにある大きい定常光によく付いてるやつ。光の方向性を自在に変えられるってアイテムやね。横長に細めたり円形コンデンサーより少し広い光にしたいなど活用はさまざま。
こちらもLED部が直で光のキレが少し強いので付属のホワイトフィルターなどかますと優しい光になるかなと。
最後にカラーフィルター。
8枚付属してホワイト、グリーン、黄緑、レッド、ピンク、ベージュ、オレンジ、ブルー
マグネットの枠があるのでお好きなフィルターを挟んで装着するタイプ。
フィルター自体の色味はだいぶ濃そうに見えるがライトゼロ距離照射なのでだいぶ白飛びして映し出すカラーは見た目より薄く出る。
ただレッドに関してはかなり濃くでるしあまり質の良い色味ではないなという感じ。ブルーは好き
個人的見解としてはカラーフィルター運用としては範囲が少し狭いのでバータイプのRGBライトを少し離した位置からカラーライトとして運用した方が光の質であったり照射範囲の調整が効いて運用しやすいのではないかなと。
使ってわかったダメなとこ
・背面マグネットが想像以上に弱い
これに関しては写真がなくて申し訳ない。
壁にくっつけるのは全面で当たるのでしっかりくっついているがポールなど丸みを帯びているもの、面積が少し小さいところには心許ない付き方をしてしまう。
撮影環境はそれぞれなので背面マグネットはもう少し強いと安心
・充電管理が面倒
せめて他と互換のあるUSB-typeなんちゃらにしてほしかった……
マグネット吸着式の充電コネクトっていうのは今風でよろしいと思うがいちいちセットして取り出さなきゃいけないのはめんどくさいよね。
今やどこのご家庭でもコンセントにUSB-Cがブッ刺さってる時代だからそういうところでガラパゴス感出されるとたまに使おう民としては非常に非情です。
・複数使用が大前提なのでアプリで一括管理などできると良いかも
ミニチュア撮影という前提でいくとやはり2個以上の多灯ライティングがデフォルトになってくるので輝度の調整や電池残量などがわかるとこれこそ差別化できるガラパゴスなので良いと思う。
新型が出ていたのでこっちのリンクを貼っておきますね。
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